景観重要公共施設

制度の概要

 景観法では、道路等の公共施設は、建築物や工作物等とともに地域の景観を構成する主要な要素の一つと考えられるため、良好な景観の形成に重要となる公共施設を「景観重要公共施設」として、施設の整備に関する事項と占用等の許可の基準を景観計画に定める制度が設けられています。

景観重要公共施設の指定の状況

  公共施設の区分 名称 指定日
1 道路法による道路 県道608号(平塚停車場袖ケ浜) 令和7年4月1日
2 道路法による道路 市道東海道本通り線 令和7年4月1日
3 道路法による道路 市道見附町7号線 令和7年4月1日




 

県道608号(平塚停車場袖ケ浜)

 景観づくりを重点的に進める区域である景観重点区域の海へのシンボル軸に位置している県道608号(平塚停車場袖ケ浜)は、松の緑豊かな、湘南の趣を感じる、平塚駅南口から海岸に至る道路です。神奈川県により無電柱化や歩道の美装化等の景観整備が行われており、景観整備後約30年が経過し、今後、照明や舗装等の更新が行われていく可能性が高いことから、良好な景観の維持・保全を図ることを目的に景観重要公共施設に指定します。

県道608号(平塚停車場袖ケ浜)詳細(PDF773KB)

県道608号
 

市道東海道本通り線

 景観づくりを重点的に進める区域である景観重点区域の歴史軸に位置している市道東海道本通り線は、江戸時代には東海道として多くの人に利用され、高麗山への眺めが特徴的で周辺には多くの社寺や史跡も点在するかつての宿場町のあった道路です。この高麗山への眺望に対する配慮など景観形成にかかる基本的な考え方等を市民、事業者、行政が共有するととともに、良好な景観形成がなされている区間における景観の維持・保全を図ることを目的に景観重要公共施設に指定します。

市道東海道本通り線詳細(PDF778KB)

東海道本通り線

市道見附町7号線

 景観づくりを重点的に進める区域である景観重点区域の歴史軸に位置している市道見附町7号線は、ゆったりとした歩行空間が存在し、市道東海道本通り線から見附台公園や平塚文化芸術ホールに至る道路です。見附台周辺地区の歩道の美装化等の景観整備を行ったことから、良好な景観の維持・保全を図ることを目的に景観重要公共施設に指定します。

市道見附町7号線詳細(PDF704KB)

見附町7号線

景観重要公共施設内の道路占用許可にかかる事前確認の手続き

 平塚市では景観重要公共施設の区域内で、道路占用許可等を受ける場合は、従来の道路占用許可基準と合わせて、景観重要公共施設の基準に適合することが必要となります。
 占用許可申請者が占用許可申請を行う際は、各景観重要公共施設管理者に占用の許可申請を行う2週間前までに、平塚市まちづくり政策課へ「景観重要公共施設における占用許可にかかる事前確認申請書」を提出して下さい。

 景観重要公共施設内の道路占用許可にかかる事務確認の手続きのページ

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まちづくり政策課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館6階
直通電話:0463-21-8781
ファクス番号:0463-21-9769

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